今日はお休み。久々に天気が良かったので、午後から犬たちを連れてトンガリロ川に。いつもの吊橋の上のポイントに入ると、さっと逃げ惑う鱒の群れ。
おお、いいじゃん、いいじゃん。
竿をつないでラインを通し、迷わず重たいニンフと小っちゃなニンフを結ぶ。後ろ側に生い茂ったエニシダがだいぶ伸びてラインを高く投げ上げないとならず、空気抵抗の大きな目印は邪魔なので使わない。
さて、投げようと思ったら、遠くで妻と遊んでいた駄犬モモがダッシュで走ってきて、横に座る。何か投げてもらえると思ったらしい。興奮しきって、じっとしていられず、座っては動き、座っては動きしているうちに見事に足元にあったラインに絡む。
バ、馬鹿!どけ!邪魔だ、といったら、そのまま数歩下がったのは良いけれど、ラインは絡まったまま。
だぁ!いてぇ!
おかげで持っていた小さいニンフが指にぶっ刺さったじゃないか。
幸い、バーブレスにしてあったのですぐに抜けたけれど、おめぇ、なんちゅうことをしてくれんだ、とぶつぶついいながら、すべてやり直し。
どうにかこうにかキャストを始めて数投目でラインが走る。
お、やった。合わせも決まって、なんなくファイトもやり過ごして岸に寄せてみれば、かなり小さめ。制限サイズ、ギリギリ、だけれどお腹は丸い。きっとイクラが入っているんだろう。長さを測って制限サイズ以上を確認しないと、と糸をもって魚を浅場に誘導し、もう一方の手でメジャーをポケットから取り出そうした途端、後ろから馬鹿モモがいきなり魚に飛びついた。おかげで口からフックが外れて魚はさよなら。
それからしばらくしてもう1尾かけたけれど、今度は残念ながらファイト中にばれてしまった。
帰り道、クレソンが沢山茂っていたので、これを摘んでいく。
本当だったら、スローベイクの虹鱒にクレソンなんてしゃれた夕飯になるはずだったのに。
あ、そうだ、来週は剪定バサミを持ってこのポイントに来よう。で、うしろの邪魔なエニシダをちょっと刈り込んめばキャストが楽になるかも。