PC連動電源機能といって普段は外付けHDDの電源はオフになっていても、LAN内でPCが起動されると自動的に電源が入る設定があるのだけれど、これがどうもうまく作動しない。LAN内にある三台のPCのうち二台は起動と共にHDDがウィーン、カシャンと立ち上がるのに、三台目ではうんともすんともなのだ。あれこれ試して、三台目のPCのファイアウォールを無効にすればうまくいくことがわかった。しかし、それで一旦は外付けHDDの電源が入っても、またファイアウォールを有効にしてしまうと、しばらくすると自動的に電源が落ちる。おそらく外付けHDDとPCの間で「あ、まだ、起きてんだ」「きまってっだろ、仕事だよ、仕事」「ほんと?また変なサイトでも見てんじゃないの」「うっせぇな」「ふぅん、じゃ、私も付き合ってもうちょっと起きてよ」みたいな会話が交わされているに違いないのだが、ファイアウォールが有効になるとこの会話ができなくなって、「ねぇ」「、、、」「ねぇってば」「、、、」「なんだ、寝てるの?じゃぁ、あたしも寝よ」と電源が落ちてしまうらしい。
ファイアウォールはESETという会社のセキュリティソフトを使っていて、プログラムごとにファイアウォールの例外として指定できるので、外付けHDDを探すためのソフトを指定してみたのだが、効果がない。おそらく常駐していて、「お茶、もってこい」「あ、これコピーとって」「ぐわぁ、ちょっと散歩行ってくるわ」と外付けHDDに対して常につぶやき続けている奴がいるはずで、これをファイアウォールの例外に設定できれば問題が解決するような気がするのだが、そいつの居所がわからない。名前も分からないので探しようがない。
ああ、パソコンってほんと、わがんねぇ。